2011年から「万里の長城」をテーマにした映画の製作情報が浮上し、米国のエドワード・ズウィック監督がメガホンを取るとされていたが、計画が暗礁に乗り上げ、今年3月には、中国の巨匠・張芸謀(チャン・イーモウ)監督が旗を振るとの情報が再び持ち上がった。そして現在、主役に米俳優マット・デイモンの名前が挙がっている。半島晨報が報じた。
同映画の脚本は、ズウィック監督と長年コンビを組んでいるマーシャル・ハースコビッツ氏が手掛けた。英国の兵士2人が古代中国を訪問し、「万里の長城」建設という壮大なプロジェクトの現場を目にする様子を描いている。長城建設は、侵略者の進入を防ぐためと思っていた2人だが、実際には人に害を及ぼす生物の攻撃も防ぐためだったことに気付く。ズウィック監督が旗を振ることができなくなったため、脚本も書き直されたが、「『万里の長城』建設の秘密と起源」という基本的な理念は変わっていないという。