2004年アテネ五輪男子110mハードル金メダリスト・劉翔選手が今月、女性タレントの葛天(グォ・ティエン)と結婚し、「引退」するのではとの憶測が飛んでいる。そんな中、信ぴょう性の高い芸能情報を提供することで知られる中国のブロガー「長春国貿」が最近、微博(ウェイボー)で、「劉選手はすぐには引退しない。でも、すぐに復帰することはできるのか?」とつぶやき、劉選手夫婦が仲良く手をつなぐ画像をアップした。光明網が報じた。
上海市体育局の関連の責任者は今月初め、「劉選手は米国から帰国した後、リハビリと練習をずっとしている。入籍した週も、上海の莘庄鎮にある練習場で練習した。引退するなら、なぜ練習する必要があるのか」と、「引退」の噂を否定した。また、韓国の仁川で開催中のアジア大会に、劉選手が出場していないことに関して、「出場の予定は元々なかった。けがをした足は、激しい練習をするとまだ痛み、回復にはまだ時間がかかる」と説明した。
劉選手の父親・劉学根さんも、「結婚や出産が練習に影響することはない。子供ができれば、私達が世話できる」と、「引退」を否定している。
劉選手のけがは今年、順調に回復しており、このままいき、見合った成績を残すことができれば、早くて来年の8月に北京で開催される予定の世界陸上競技選手権大会で復帰を果たせると見られている。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年9月29日