シエラレオネ―中国友好病院の実験室で、実験モニタリングを進める中国検査測定チームのスタッフ
〇 欧米各国、警戒態勢を強化
8日早朝、米国内で初めてエボラ出血熱への感染が確認された患者が、テキサス州ダラスの病院で死亡した。オバマ米大統領はこれより前、「米国は、西アフリカと国内との両方から警戒態勢を強め、発生源からの感染拡大防止に努め、ウィルスが米国内に入ってくるのを極力阻止するよう対策を強化しなければならない」と語った。
欧州諸国はこのところ、エボラ出血熱感染拡大を抑える目的で、具体的な予防措置を発表している。英国航空(BA)は、シエラレオネとリベリアへの運航を、8月末から一時的に停止している。エールフランスも、8月末から、シエラレオネの首都フリータウンへの運航を停止すると同時に、搭乗客を対象とした体温測定の実施などの措置を講じた。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年10月10日