ネット調査会社・易観智庫のモニタリングデータによると、2013年の中国の通販輸入市場の取引規模は800億元(約1兆4264億円)に達し、前年比75.2%増加した。アマゾンは海外6大拠点から中国への直送サービスを始めたことで、今後は海外通販の布陣を強化し、中国の通販輸入の取引規模の拡大を一層促進することになる。予測によると、今年の中国の通販輸入の取引規模は1200億元(約2兆1399億円)を超える見込だ。
ネット情報サービス会社・易観国際の林文斌シニアアナリストは、「目下、中国の通販輸入には主に個人の代理購入、専門業者による代理購入、海外通販プラットフォーム、企業・消費者間(B2C)の通販輸入の4種類がある。アマゾンやイーベイなどの国際的通販大手は、世界に広がる資源でもともと優位に立っており、中国の通販輸入産業チェーンでは欠くことのできない重要な存在で、中国の通販輸入分野ではB2Cの通販輸入を補うはたらきをしている」と話す。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年10月30日