このところ、塗り絵が微信(WeChat)のモーメンツで広く転載されており、通販サイトの天猫における「ひみつの花園」の販売部数は12万冊を超え、他の通販サイトの京東商城の6月の1日の最高販売数は2万5千冊に達した。人民網が伝えた。
香港中通社の報道によると、2015年中国大陸部での10万人インタビューにおいて若者のレジャー時間は毎日1時間未満という人が33.2%に及び、不眠症の割合は38%にまで達している。出版関係者は「このことがリラックスブックシリーズの市場に十分なスペースを造り出した」と話す。
北京の会社員の楊さんは最近、社員へのプレゼントとして会社から「塗り絵本」をもらった。それは「プレッシャーから解放されるように」との目的だったが、本を受け取った楊さんはむしろ新たなプレッシャーを感じた。…この塗り絵のために、彼女は色鉛筆を購入しなくてはならなくなった。少し前に友達が500色の色鉛筆を買ったと自慢しており、「形を変えた新たな自慢」となっている。
楊さんはこの塗り絵ブックのブームに乗って、日本の有名ブランドであるフェリシモの色鉛筆を通販サイトの淘宝で見てみると、セット価格は最高で1万7500元(約35万円)で、多くの人が注文していた。
フェリシモの中国公式サイトで売り出している500色の色鉛筆は全て完売で、7月17日から各会員1セット限定で予約販売を開始すると告知している。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年7月28日