国務院新聞弁公室の29日の発表によると、第12回中国―ASEAN博覧会、ビジネス・投資サミットが9月18日から21日まで広西チワン族自治区南寧で開催される。今回のASEAN博覧会は「1ベルト、1ロード」を前面に出し、国際生産能力協力を後押しする。
広西チワン族自治区の張暁欽副主席によると、今年は中国―ASEAN海洋協力年であり、「1ベルト、1ロード」建設の全面的実施のスタートの年でもある。今回は「21世紀の海のシルクロードの共同建設――海洋協力の素晴らしいビジョンを共に築く」をテーマに、開幕式、指導者と企業家の座談会、海洋協力成果展などを行い、各方面の共通認識形成、発展計画の結合、優先的事業の協力を後押しする。
国際生産能力協力推進の面では、「国際生産能力協力活動2015」を初めて開催し、生産能力と設備製造業の協力、技術移転と金融サービスなどの協力につなげる。また、中国―ASEAN自由貿易圏のアップグレード版、中―ASEAN情報ポート、金融、税関、物流、シンクタンク、統計、環境保護、文化、教育に関する会議やフォーラムも開催する。
高燕商務副部長(商務次官)によると、新たな情勢下、ASEAN博覧会は「1ベルト、1ロード」という重点分野をめぐり、中国―ASEAN自由貿易圏のアップグレードと結びつけ、貿易の潜在力を掘り起こし、相互投資を拡大し、国際生産能力協力、国際経済協力の面で、重大な事業の実行を後押しする。ASEAN諸国は「1ベルト、1ロード」建設による利益を分かち合い、さらに多くのASEAN製品が中国市場に進出し、ASEAN企業が確かな利益を得ることになる。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年7月30日