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中国国産映画は新時代に突入したのか? (2)

人民網日本語版 2015年08月17日13:16

インターネットの評判による宣伝が興行成績に反映された。「帰ってきた孫悟空」の公開以降、自らインターネットで映画のPRを行う観客は映画のPR効果を高め、より多くの観衆が映画館に足を運ぶよう促した。一般客はインターネットを通して、より多くの映画の評判や情報を得ている。

「新世代」映画が徐々に主力へと成長

インターネットに影響を受けた若者世代が中国映画の主要な観客となってきており、中国映画が奪い合うメインの観客層になっている。清華大学報道・コミュニケーション学部の尹鴻教授は「『捉妖記』は興行成績、評判の2重の収穫を得た。最も重要なことは、伝達された価値観は共有できるという点だ。映画の中において、人と妖怪のような種族が全く違うものは共生できない、妖怪は悪の代表では全くない、人は複雑な一面を露呈しているという点は、多元的文化を崇める若者がさらに受け入れたいと願う世界観だ」と話す。

北京師範大学芸術・メディア学院の周星則教授は「以前の人たちは今の若者は未熟だといつも感じているが、事実として以前、彼らに与えてきたのは彼らの未熟や騒がしさに近い作品だった。良い映画は『若い観客を楽しませるものであり、同時に彼らの内面にある良心や世界への希望を引き出す』ものだ」と話す。周教授は「今年の夏季映画期間は、観客は素直にチケットを購入し始め、制作チームは観客が感動するよう注意深く制作しており、観客が自ら進んで国産映画を見るために映画館へ足を運ぶようになったという喜ばしい現象が見られた。この中で、映画製作は進歩の過程にあり、若い観客も成長過程であるということが見て取れる」と話す。(編集JK)

「人民網日本語版」2015年8月17日


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