2015年8月27日  
 

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天津爆発事故の問責処分始まる 幹部11人を立件調査、刑事強制措置 (2)

人民網日本語版 2015年08月27日13:04

〇天津新港税関責任者は、危険化学品の輸出入に対する監督管理業務において、高度な責任感を持って職責を果たしておらず、瑞海公司に対する監督管理業務が常日頃から不徹底であり、同社が危険化学品関連業務に違法に携わっている間も、時機を得た検査や調査処分を怠った。また、十分な資格・能力に欠けた瑞海公司に対して優先通関ルートを提供し、違法経営活動を好き勝手に行う瑞海公司を野放しにしていた。

〇港区企業管理部門である天津港(集団)公司は、管轄区域内の企業の安全生産に対する監督管理などの職責を担っているが、責任者は、いい加減な管理を実施し、瑞海公司に存在する隠れた安全面の問題や違法経営問題について、効果的な是正勧告や処置を行っていなかった。

このほか、特別査問チームは、交通運輸部(省)水運局の王金文・副巡視員が、職権を違法に行使し、安全規定に合致しない瑞海公司が安全審査・認可を得られるよう手助けし、それによって、十分な資格・能力を持たない同社が危険化学品経営に関する審査認可をパスする結果を導いたことを突き止めた。

検察機関は、調査の結果明らかになった状況と法律法規にもとづき、天津市交通運輸委員会の武岱・委員長(正庁級)ら10人の幹部について、職務怠慢罪の疑いで法に依り立件調査、刑事強制措置を講じた。また、交通運輸部水運局の王金文・副巡視員(副庁級)については、職権乱用罪の疑いで立件調査、刑事強制措置を講じた。


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