子供や親たちだけでなく、政府や一部の社会組織も、1カ月という時間では短すぎると感じている。ただ、「小さな渡り鳥」たちが、北京にいる時間は短く、その動向を把握するのも難しいため、専門のサービスやサポートを提供している社会組織も舵切りを迫られている。
社会実践活動に保護者も感謝
今年の夏休み、北京朝陽区双井街道は、「小さな渡り鳥」を含む区内の全ての子供を対象にした、15の社会実践活動を計画した。子供や保護者は、微信(WeChat)のアカウント「掌上双井」を通して、申し込むことができる。
斉さんは、「内容も豊富で、自分達の家では接することのなかったものばかり。このようなイベントに参加するのも、勉強の機会」と話した。
「人民網日本語版」2015年8月31日