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中国映画「僕たちの家に帰ろう」日本公開 中国では10月23日公開 (3)

人民網日本語版 2015年09月01日14:59

〇製作側:「質の高い『清粥小菜(白粥と小さなおかず)』で観客の様々な需要を満たす」

「僕たちの家に帰ろう」では、一組の兄弟による2頭のラクダを連れた6泊7日・行程500キロメートルの旅を通して、親に対する理解や故郷の変遷に対する考え方が描かれている。すでに公開されている予告編は、兄弟の感情面での衝突、珍しい西部の風景、全体に満ちた張り詰めた雰囲気に溢れている。また、優れたカメラワークによる超現実的なシーンは、大いに見応えがあり、単なる現実を描写した映画という枠に留まっていない作品であることを、観客に見せつけている。映画の位置づけについて言えば、監督やプロデューサーにとっての核心は、「ただただ故郷の事を想って、思い立ったら即実行に移した旅」であり、作品を「清粥小菜(白粥と小さなおかず)」と例えた。このような例えによって、観客に対し、精神・身体両方の栄養バランスが必要だと訴え、商業的な大作を観る一方で、きめ細かな心で作られたこのような文芸作品を観ることも、悪くない選択だとアピールしている。特に、映画に対してかなり高い審美眼を持ち、映画を文化活動と見なす観客には、絶対に見逃せない作品だ。このような映画が存在することは、映画市場の健全性を保つ上で極めて必要だ。製作側は、「映画の宣伝は、映画本体と同様、過剰な振る舞いは慎み、奇抜な方法ではなく、観客に対する誠意を最大限に示すようなやり方で行いたかった」としている。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年9月1日


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