なんとか投票しなくて済むように、林さんは数日間、微信の内容を読んでいないフリをすることもあったという。つまり、微信を立ち上げても、何もコメントせず、こちらがいかなる状態であるかについても一切発表しなかった。
〇「恨み」を生む深夜のグルメ投稿
金氏は、ある企業で販売の仕事に就いている。毎日、仕事が終わるのは9時ごろだ。遅い時間にならないと夕食にありつけないため、彼は「深夜の写真アップ族」の1人になった。
「最初は、ただ投稿して喜んでいたが、だんだんと習慣化していった」と金さん。そのうち、彼が深夜にアップするグルメ画像に、多くの「いいね!」や賛辞のコメントが返ってくることが分かり、毎日、同じ時刻にグルメの画像をモーメンツに投稿するようになった。しばらくすると、多くの人から、「ちょっと異常では?」という批判が寄せられるようになった。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年9月14日