新宿や銀座などの繁華街に店を構える多くの店舗では、店のディスプレイがますます「中国化」している。たとえば、1階の目立つ場所には、中国人観光客に人気の商品がディスプレイされており、中国語を話す店員の配置や免税カウンターなどのサービスも増やしている。年間を通じて中国人客の利用が多いホテルでは、朝食のメニューに、豆乳やお粥などを追加している。また、日本社会も、より理性的な観点から、中国人観光客に対する見解を示すようになってきている。中国留学の経験がある中島恵記者は、「日本の商店や市民は、中国人観光客をより良く理解するよう努める必要がある。異なる生活習慣から生じる悩みや問題を少しでも減らせるよう、トイレや温泉などの施設には、中国語による使用説明を増やすべきだ」と提案している。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年1月5日