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人民網日本語版>>経済

外資系企業、中国西部に注目 (3)

人民網日本語版 2016年02月17日13:28

近年、多くの大型外資プロジェクトが、西部に入居している。西安市では、投資総額75億ドルにのぼるサムスンのハイエンドフラッシュメモリーカードの工場が建設された。重慶市では、マイクロソフトが現地と業務提携契約を結び、マイクロソフト重慶インターネット研究開発産業拠点を共同設立する。新疆ウイグル自治区では、独BASF社が総面積1700ムーの農業用生分解性フィルムの試験プロジェクトを開始した。成都市では、世界最大の医療機器メーカーのメドトロニックが、新技術の世界初の生産拠点を設立することを決定した。

外資系企業はなぜこれほど西部に注目するのだろうか?李氏は、西部は外資導入で多くの強みを持つと指摘した。まず伝統分野において、西部地区は労働力や地価などで大きな強みを握っている。次に西部は現代サービス業の受け入れでも強みを握っている。成都市や重慶市など、西部の都市化の発展、消費・需要のアップグレードなどに大きな投資の余地が残されており、外資導入を促している。それから国家政策も西部の外資導入を促進している。「一帯一路(1ベルト、1ロード)」などの経済戦略、国家級新区の設立は、外資系企業の西部投資の基礎を固めている。

李氏は、「西部は外資導入で高い潜在力を秘めており、発展にも大きな余地が残されている。全体的に見て、西部の外資導入の持続的な成長が大きな流れとなる。これは中国の経済発展、外資系企業にとっても良いことだ」と話した。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年2月17日


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最新コメント

河内 伸   2016-02-17202.248.232.*
江沢民主席時代にも西部大開発の号令のもと、重慶市、四川省等が投資先としての魅力があったし、実際に私も現地でその開発の加速度を目のあたりにして驚いていた。今回の「一帯一路」はシルクロード街道を進むと思っていたので、西安からウイグル方面への投資を呼び込むと思っていたのだが、まだ重慶や四川省も含まれているとは驚き。もう十分に外国投資が入っていると了解していたので。

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