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人民網日本語版>>経済

日本での「爆買い」からみえる中国の供給の問題 (3)

人民網日本語版 2016年02月23日08:13

現在の経済の下方圧力は巨大で、中国では多くの産業が過剰生産能力の問題を抱えている。新たに生まれた供給は消費の中で生存発展の機会をつかまなければならない。巨大な消費の流出は過剰生産と新たな供給の育成をより大きな困難に直面させている。

起業・イノベーションが資本不足に直面し、一部の地域ではインキュベーターが活動を停止し、伝統的製造業企業の多くが生産能力の縮小・削減後に有効な新しい成長源を見いだせていない。新たな供給によって国内消費を牽引したり、海外に流れた消費の回帰を誘導したりすることは、より難しくなっている。

だが海外での爆買いが映し出す「消費のバージョンアップ」は、国内製造業と世界の先端レベとの開きをくっきりと映し出すものではあるが、中国製造業が過剰生産能力を解消し、産業構造をバージョンアップさせる上で必ず通らなければならない道を指し示してもいる。

15年11月11日に行われた国務院常務会議で、李克強総理は、「国民の消費需要のバージョンアップによって、国内の消費財産業のバージョンアップを促進しなければならない」と指摘した。

▽中国が消費の回帰を誘導するのは「それほど簡単ではない」?

国内の商品とサービスの供給についてみると、先進国の水準を超えるには長い道のりを歩まなければならないことは確かだ。

郭教授は、「各レベル政府は行政のスリム化と権限委譲の進化から着手して、起業の経営環境の改善をはかることができる。引き続き税金を減免し、中級・高級製造業企業の製造コストを引き下げ、科学技術イノベーションへの支援を拡大して、国産商品の品質面での競争力と価格的優位性を引き上げることができる」との見方を示す。

趙研究員は、「工業デザインの観点から品質と使用体験を引き上げ、営業販売によって中国ブランドの国際的イメージを確立するというのが、供給側の改革で中国製造業ブランドの競争力を引き上げるための2つのルートだ。中間段階を減らし、費用が加算される段階を減らし、流通コストを引き下げることが、価格競争力を高めるために必要になる」と話す。

また郭教授は、「より重要なことは整った社会信用システムの構築だ。信用を失った生産経営者は逃れる術がないようにして、国内の生産経営者に商品とサービスの質を引き上げるよう迫り、消費者が安心し、満足できる市場環境を創出することが必要だ」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年2月23日


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中川 清三   2016-02-23125.53.124.*
 訪日中国人の爆買いに変化が見える、一時の爆買いでは高品質な電気釜や洗浄便座であったのだろうが、日本の日用品雑貨に於いても、他国が真似できそうにない高い品質を持っていて、タオルから衣料品・コンドームや医薬品・文房具品から事務用品・爪切りから電気ひげそり機・野菜の皮むき器から台所用品・肩こり用の簡単雑貨品から本格マッサージ機・インスタント食品から生鮮魚介類や野菜と和牛・ラーメン・うどん・そばというように例をあげたら切りが無い。 すべての品々が他国にない高品質なものばかりで、偽物を売っている店など一軒もないのが日本だ。 中国人が一時の爆買いを止めたかのような事ではなく、日本の何を見ても中国に無いものばかりで、欲しくならない人は少ない。 物作りに掛ける日本の職人の力と想像力が、他国にない文化を創っていて、この精神はどこまでもつづきとどまることにはならない。産業機械や精密部品・医療機械や予防医学・宇宙工学やロボット工学・世界最速コンピューターや新素材研究・山村を漁村にする日本の完全養殖技術と言うように切りが無いのだ。これからも中国人に限らず全世界から日本の本物志向の品々を求めて買い求める人が増える一方になる事だろう。

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