中国商務部(省)の沈丹陽報道官は20日、北京で定例記者会見を行い、今年1-8月期、中国で新たに設立された外資系企業は前年同期比10.2%増の1万8538社だったことを明らかにした。実際に使用された外資の額は前年同期比4.5%増の5488億3000万元(約8兆2324億円。銀行、証券、保険などの分野のデータは含まず)だった。中国経済網が報じた。
沈報道官によると、1-8月の外資導入には次の6つの特徴がみられるという。
(1) 全国の外資導入は全体的に右肩上がりとなっている。
(2) サービス業の外資導入が右肩上がりとなり、ハイテクサービス産業などの分野の成長が顕著。
(3) 主な投資元国からの投資が増え続けている。
(4) 西部地域の外資導入が大きな成長を見せ、東部地域は安定していたのに対し、中部地域の減少幅が大きかった。
(5) 新たに設立、または増資された大企業の数が多かった。
(6) 外資による合併買収(M&A)により、実行ベースの外資導入額が引き続き増加した。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年9月28日
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