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台湾の縁結びの神様が沖縄の音楽祭に登場  4000人が参拝

 2014年02月28日13:44
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霞海城隍廟に茶碗を贈呈した照屋理事長(左)。(画像は「中国時報」より)

 縁結びの神様といわれる台湾台北市・霞海城隍廟の「月下老人」が14日、沖縄市で開催された沖縄国際アジア音楽祭の「台湾&沖縄音楽と食の交流!本物の台湾に触れよう!!」というイベントに登場。観客約4000人が恋愛成就を願って参拝に訪れた。ある若い女性は「縁」を求めて実際に台湾に行き、帰国後本当に結婚相手が見つかったといい、台湾では結婚式にお土産として贈られるクッキーを持参して、「月下老人」に感謝の気持ちを伝えた。中国新聞網が台湾紙「中国時報」を引用して報じた。

 霞海城隍廟の管理スタッフ陳文文さんによると、イベントでは、「擲筊」(神様にイエスかノーかの答えを聞く道具)も提供され、「イエス」が出た幸運な参加者には、月老福袋(お守り)が送られた。ある女性は会場に到着するとすぐに、「月老福袋」を出してスタッフに見せ、「数年前に台湾に行って『月下老人』をお参りし、帰国後結婚相手が見つかった。今回『月下老人』が沖縄に来ると聞いたので、感謝するためにクッキーを持って来た」と伝えた。

 同音楽祭の照屋乾夫理事長は26日、台湾の霞海城隍廟へ参拝に訪れ、手作りの茶碗を贈呈し、台湾と沖縄の協力によるイベントが成功裏に終わったことを喜んだ。

 照屋理事長は、「5回目となる今回の沖縄国際アジア音楽祭で、初めて台湾をテーマにしたイベントを企画した。恋愛の神様である月下老人は日本でも有名で、同企画が発表されると、多くの人から問い合わせが殺到した」と語った。(編集KN)

 「人民網日本語版」2014年2月28日

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