広東省の代表団が宿泊するキャピタルホテル北京の会議室内に準備されたミネラルウォーター。1人につき1瓶で、足りない場合はもう1瓶もらえる。残った場合、会議終了後代表らが持ち帰る。 |
■生活用品 :使い捨ては提供されずシーツは5日に1回交換
北京の代表団の宿泊先となっている北京会議センターの各代表の部屋のベッドサイドテーブルには、「節約のため、使い捨て製品は提供されません。ヒゲ剃りや洗剤などが必要であれば連絡してください」と書かれたオレンジ色のメモが置かれている。
使い捨て製品が提供されないだけでなく、ベッドのシーツなども5日に1回交換されるだけだ。その理由に関して、あるスタッフは、「シーツなどを洗う回数を減らすと水の節約や汚染水の排出削減につながるから」とし、「前倒しで交換が必要な場合は、スタッフにわざわざ伝えなければならない」と説明した。
会場内で代表に提供されるミネラルウォーターには、他の人が間違って飲んだり、無駄になったりすることがないよう、代表らの名前が書かれたシールが貼られている。
そのほかの代表委員の宿泊先でも、使い捨て製品は提供されない。ある代表団は、これまでの普通サイズではなく、「ミニ型」のシャワーセットを用意した。例えば、雲南省の代表団は、同省現地で生産されているミニシャワーセット(シャンプー、ボディシャンプー、小さな石鹸)を準備した。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年3月5日