2014年2月26日  
 

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トヨタのクラウン C級車の栄枯盛衰を考える (3)

 2014年02月26日08:20
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 ▽C級車の役割は?

 以上のことのほか、主流合弁ブランドはC級車市場に参入する前に、C級車の車種がブランドのラインナップの中でどのような役割を演じるかを明確にしておく必要がある。

 C級車市場に参入する時に、主流の企業が考えることは、消費者にバージョンアップ時に自社の製品を続けて買ってほしいということだ。この出発点は非難されるには当たらない。もしも利益率の高いC級車で稼げるならこんなにいいことはない。だが主流合弁企業の旗艦車種として、ベンツSクラス、BMWの7シリーズ、アウディA8(これはより高級なD級車だ)を参考にして、より先進的な技術、より精巧な技術、より整ったサービス、より尊敬を集める風格を備えて、傘下ブランドのラインナップを輝かせ、ブランド全体の力を引き上げることが必要だ。販売量の多寡だけが唯一の評価点ではない。こうしたことを踏まえれば、VWを支配したフェルディナント・ピエヒ氏がなぜD級車フェートンを作り続けたかが理解できる。

 以上のことをまとめると、主流合弁ブランドがC級車市場に打って出るのは両刃の剣だといえる。成功すればブランド力は向上するが、失敗すれば販売とブランドイメージが打撃を受ける。市場進出に先立って、他者の経験や教訓をしっかりくみ取ることは決してマイナスではない。(編集KS)

 「人民網日本語版」2014年2月26日

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