中国の個人所得の統計方法に重大な改革が行われた。これまでは都市部と農村部とで異なる基準を用いて所得の統計を出していたが、都市・農村が一体化した統計データを算出するやり方に変更された。国家統計局はこのほど発表した「2013年国民経済・社会発展統計公報」の中で、都市部と農村部の世帯調査を一体化して算出した全国の個人の可処分所得データを初めて発表すると同時に、従来の方法で算出した都市部住民の可処分所得データと農村部住民の純収入データも併せて発表した。それによると、2013年の都市部住民の可処分所得は実質で前年比7.0%増加し、農村部住民の純収入は実質で同9.3%増加し、全国の個人の可処分所得は実質で同8.1%増加した。人民日報が伝えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年2月25日