〇専門家の提言:「オンラインショッピング依存症は、資産管理の方法を学ぶべき」
東莞市恒縁心理カウンセリングセンターの心理カウンセラー何暁宇氏は、オンラインショッピングをめぐり、次の通り話した。
インターネットは、多くの人に、自分の欲しかったものをより安く買えるチャンスを提供している。だが、毎日ネット上で買い物することばかり考え、しばらくネットショッピングをしないと心理的に不快感を覚えるという人は、ネットショッピング依存症もしくは買いだめ依存症である可能性がある。
ネットショッピング依存症がごく軽度のもので、日常生活に影響を及ぼさないならば、大した問題ではない。だが、日常生活を送る上で支障が生じるようになれば、自分の考え方や行動を見直す必要がある。
ネットショッピング依存症の人は、誰か信用の置ける人物に、自分の資産管理をお願いするのはどうだろうか。あるいは、銀行のショートメッセージ通知サービスを利用して、自分の口座状況(消費状況)を常時把握しておくことで、「自分は大丈夫」という心理的な安心感を持ち続けることができる。投資商品を購入する、あるいは定期預金をするのも一つの方法だ。このような方法を通じて、「無駄な消費」を根絶していくことができる。
【語句の説明:剁手族】
「剁手族」とは、オンライン店舗に毎日アクセスし、大特価商品や特売イベントを目にすると、商品の中身にお構いなく、即刻マウスをクリックして注文し、限定品を手に入れたことに対して喜びと興奮を覚えながら支払手続を済ませる人々を指す。いつの間にか購入代金が雪だるま状に増え、クレジットカード明細を見て頭を抱え、自らの手を切り落としたい(剁手)と後悔する。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年7月7日