中国銀行が14日に発表した最新のクロスボーダー人民元指数によりますと、今年に入って、人民元の海外での利用範囲が拡大し、とりわけ欧米市場では急速に伸びているということである。
今年1月から6月まで、ドイツ、イギリス、ルクセンブルク、フランスの4カ国の越境人民元建て決済額は前年同期に比べ倍増し、中国大陸の人民元建て決済総額における割合も1ポイント上がって8%となった。そのうち、ドイツやイギリスと中国大陸の越境人民元建て決済額はいずれも1200億元を超えている。これと同時に、オーストラリア、アメリカと中国大陸の人民元の利用も急速に伸び、人民元建て決済額は1000億元近くに達している。
中国国際放送局日本語版 2014年8月15日