2014年8月15日  
 

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ハーバード大修士号取得の男性、帰国後都市管理の仕事に

人民網日本語版 2014年08月15日14:38

成都市人民代表大会代表の栄克霞氏は、14日午後4時過ぎごろ、青羊区青羊上街の小さな軽食屋の入り口で、長い間躊躇した揚句、「ご主人、店の入口に貼ってあるこのチラシを剥がしてもらえますか?」と店主に切り出した。華西都市報が伝えた。

成都市の都市管理局が実施した「都市管理5日間体験活動」の最終日だったこの日、市民の代表が街頭に出て、都市管理の法律執行体験をした。市民代表らは、法律の執行がいかに難しいものであるかを実体験したほか、都市管理担当職員は、都市管理職員の構成について説明した。米ハーバード大で修士号を取得した超エリートの暴春氏やこれまた全く文句の付けどころがない都市照明処電気工学専門の張勇氏が、成都の「都市管理者」として市民に大々的に紹介された。

市民代表、街頭で法律執行業務を体験

「街頭で法律執行業務を体験してみませんか?」-「都市管理5日間体験活動」での呼びかけに、街頭での法律執行に興味を抱く市民は少なくなかった。活動の最終日、いよいよ街頭での法律執行体験が実施された。

14日午後4時過ぎ、青羊上街沿いにある商店では、店内に置くべき商品を店の外に並べているところが多く、入口のガラスに貼ってあるチラシもかなり目障りな状態だった。市民の代表らは、規則違反の店の入り口で、店主にどのように切り出してよいか分からず、長い間佇んだままだった。青羊区草堂街道弁事所都市管理法律執行中隊の職員2人に手本を示してもらい、背中を押されて、成都市人民代表大会代表の栄克霞氏はとうとう、一軒の軽食屋の店主に話しかけた。

「幸いなことに、店主は極めて感じ良く、すぐさまチラシを撤去してくれた。非協力的な店主だったら、どうやって店主を説得したら良いのか途方に暮れただろう」と、やや興奮した面持ちで話す栄氏は、都市管理法律執行職員の日頃の苦労を、身を以て実感したようだった。


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