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中国吉林省から朝鮮への「日帰りツアー」登場

人民網日本語版 2014年08月18日15:32

15日に開かれた吉林省集安市観光資源説明・PR会において、同市は今月11日、朝鮮満浦市への日帰りツアーの実施をスタートしたことを明らかにした。これは、朝鮮3日間ツアーと5日間ツアーに続いて同市が打ち出した、朝鮮への観光ツアー商品となる。新華網が伝えた。

集安国際旅行社の魏洪弟総経理は、「朝鮮日帰りツアーは、革命事績地展覧館、国営農場、技術学校、毛紡績工場などを回るほか、満浦幼稚園の園児によるパフォーマンスを見学し、正統的な特産グルメを堪能する。日帰りツアー発売後、すでに400人以上の中国人観光客を送客した」と語った。

吉林省の最南端に位置する集安市は、鴨緑江を隔てて朝鮮と接しており、中国の対朝三大鉄道口岸(国境)のひとつ。朝鮮の首都ピョンヤンから最も近い中朝国境都市でもある。同市は1992年に「朝鮮3日間ツアー」を発売、その後だんだんと、「4日間ツアー」「5日間ツアー」「8日間ツアー」などのバリエーションが増えた。現在、同市から出発する朝鮮観光ツアーは数多くの種類が揃っており、集安を出発した中国人観光客は、ピョンヤン、金剛山、妙香山、満舗など各地を巡る。

「東北の小江南」と称えられる集安市は、豊富な観光資源を擁し、高句麗世界文化遺産人文古跡めぐり、五女峰国家森林公園自然満喫ツアー、鴨緑江畔レジャー・リゾートツアーなどは、特色ある観光ブランドとなっている。2013年に同市を訪れた国内外観光客数は、延べ110万人を上回った。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年8月18日

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