■「お金と時間」を持て余すおばさん達が新消費層に
商学が専門の北京工商大学の洪涛教授は18日、「おばさんグッズやおばさん経済は、2年前に登場した新しい現象だ。このような新たなブームは、おばさん達固有の特徴によって支えられている」と指摘、次の通り説明した。
この層は、規模が非常に大きいほか、50歳もしくは55歳で退職した人がほとんどを占め、経済的な余裕がある。彼女らは、家庭の支配権を掌握しており、「財布の紐」も握っているため、高い消費力を備えている。退職した彼女らは時間を持て余しており、消費のための余地や経済的余裕は極めて大きい。
彼女らは、コンピュータを使いこなせる条件を備えている。さらに、オンラインショッピングのブームに乗って、おばさん達の消費行動のかなりの部分が、オフラインからオンラインにシフトしている。このことから、オンラインでおばさんグッズが飛ぶように売れる現象がもたらされた。店側も、ターゲットを若者からおばさん達にシフトさせることに力を注ぎ始めている。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年8月19日