外国のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で最近流行している「アイス・バケツ・チャレンジ」が中国にも伝わり、多くの人が氷水をかぶって難病の「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」患者支援のための募金を行なっている。日本でも21日、この難病への理解促進のため、ALS患者らが特設サイトを立ち上げた。
▼難病ALSとは
筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう、amyotrophic lateral sclerosis、略称:ALS)は、重篤な筋肉の萎縮と筋力低下をきたす神経変性疾患で、運動ニューロン病の一種。極めて進行が速く、半数ほどが発症後3年から5年で呼吸筋麻痺により死亡する(人工呼吸器の装着による延命は可能)。治癒のための有効な治療法は確立されていない。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア』
▼「アイス・バケツ・チャレンジ」ルール
バケツに入った氷水を頭からかけている様子を撮影し、それをフェイスブックやツイッターなどの交流サイトで公開する、あるいは100ドルをALS協会に寄付する、あるいはその両方を行うかを選択する。そして次にやってもらいたい人物を3人指名し、指名された人物は24時間以内にいずれかの方法を選択する。ただ、氷水を頭からかけることや寄付をすることが強制ではないことには留意する必要がある。