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北斗システムが発展、4-5基の衛星を来年打ち上げへ

人民網日本語版 2014年09月12日13:22

中国衛星ナビゲーションシステム管理弁公室室長の冉承其氏は、11日に開かれた第3回中国衛星ナビゲーション・測位サービス年次総会に出席した際に、「中国は2015年に4-5基の新型グローバルネットワーク衛星を打ち上げ、新体制を構築し、新技術の普及を促進し、北斗システムの性能を高めていく」と述べた。科技日報が伝えた。

冉氏は、「北斗システムのサービス提供開始から2年弱が経過するが、システム全体は安定的かつ信頼性が高く、交通、公安、民政、減災、漁業、林業などの業界に活用されており、一般人の生活にも役立っている。統計データによると、中国国内の北斗チップの生産量が現時点で330万枚に達しており、国内高精度市場の30%を占めている。また国産北斗チップの主要指標は世界水準に肉薄しており、コストもほぼ同レベルになっている」と説明した。

同年次総会で開かれた展示会では、北斗システムや無線通信などを利用したハイテク・スマートナビ製品が最大の見所となった。北京四維図新科技股フェン有限公司は、モジュール化車載ネットワークサービス・クラウドプラットフォームに基づくスマート運転制御システムを発表した。南方測絵集団は北斗システムを利用した、ガス、都市建設、免許試験などの各業界のソリューションプランを展示した。

同年次総会は、2014年衛星ナビゲーション・測位科学技術進歩賞を発表した。そのうち北京衛星ナビゲーションセンターなどの4部門が共同開発した、北斗システム事業情報末端緊急回復システム、および「Hunbird」チップが特等賞を受賞した。前者は地上で北斗衛星の複雑な故障の点検と修復を実施し、故障した衛星の最短時間での回復を実現する。後者は衛星ナビゲーション用チップの開発・技術の突破を実現し、海外の集積回路技術の独占を打破した。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年9月12日

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