湖南省と広東省はこのほど湖南・広東経済貿易協力合意の調印式を行い、両省の境界エリアに開放協力試験区を共同建設することで合意した。今後はパーク型のプラットフォームを共同建設し、産業協力を深化させ、管理メカニズムを刷新するなど一連の措置を取って、試験区を中部地域と沿海の経済開放地域との協力のモデルケースにしたい考えだ。
今回の協力合意に基づき、試験区は両省境界にあたる湖南省郴州と広東省韶関の一帯を主要協力エリアとする。協力の内容には、パーク型プラットフォームの共同建設(両市が確定した重点産業パークを共同建設するパークとする)、行政区画の枠の取り払い、優遇政策の恩恵をともに享受することなどが含まれる。
また試験区では、政府が主導し、市場が運営し、利益を共有できる体制やメカニズムの構築を模索するとともに、産業の発展、財税・土地、投融資などの分野で新しい政策を率先してテスト・実施する許可を国から取得する考えだ。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年9月12日