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2014年9月22日  
 

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「ウーマノミクス」は日本を救えるか (2)

——中国メディアが見る日本

人民網日本語版 2014年09月18日17:25

足かせとなる伝統的文化制度

しかし、世界最大の投資銀行・ゴールドマン・サックスなどは、「女性の能力を十分に発揮させるために、日本は、伝統的な男性、女性の位置づけや男性主導の文化、至る所で見られる制度の障害を変化させる、抜本的な改革が必要」との見方を示している。

あるIT企業で10年間働いた後辞めた豊田直子さんは、米ニュース専門放送局・CNNの取材に対して、「女性の進歩と努力がいつも報われない。一人目の子供を産んだ後、会社は私の給料を新入社員のレベルにまで下げた」と語った。CNNは報道で、「日本は1986年から男女雇用機会均等法を施行しているが、日本の女性の職場での立場は少し変わったにすぎない。2012年の世界経済フォーラム(WEF)で発表された、世界各国の男女平等の度合いを指数化した「ジェンダー・ギャップ指数」は、社会や文化の面で、日本は男尊女卑が根深いと指摘し、日本の順位は調査対象135カ国のうち101 位だった。

これらが足かせとなり、「ウーマノミクス」が日本の未来を救うのは決して容易でないだろう。安倍首相は「女性の昇進を阻むガラスの天井を壊す。それを可能に するための構造を用意する」としているが、英紙「フィナンシャル・タイムズ」は、「『ガラスの天井』はコンクリートのごとく強固で、『構造』は折り紙のようにもろい」と指摘している。

「人民網日本語版」2014年9月18日


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