アリババの上場、中国経済に「信頼票」投じられる (2)

アリババの成功は、中国と世界が共に発展している一例にすぎない。統計によると、米国で上場融資する中国企業が増加している一方で、中国企業の米国における投資規模も急速に拡大し、13年には140億ドル(約1兆5120億円)規模となった。また、中国と米国は、協力して「ウィンウィン」を実現するための新たなスタイルを常に模索している。

もちろん、中国企業は海外進出の時代の幕を開けると同時に、新たな監督・管理規則にどのように対応するか、国際資本市場においていかに良い関係を保つか、イノベーションの流れをどのように保つかなどの課題に向かい合ってきた。中国企業が追求する「ウィンウィン」式の発展は、短期間的なものではなく、長期的な安定を視野に入れたものだ。

海外では、「アリババは、東風にうまく乗れて幸運」との声もある。中国経済という強い東風は、世界に継続的に利益をもたらす。最も注目すべきは、中国の成長という「高速列車」は、世界各地の乗客を歓迎し、中国は世界と共に発展、繁栄することを望んでいるという点だ。（編集KN）

「人民網日本語版」2014年9月23日