同校の森園博文さんは取材に対して、「専門学校のメリットは、短期間の内に企業が希望する人材を育成できること。また、業界の最前線で活躍している現役の企業スタッフや実務経験のある教師が授業をしている点も、大学と異なる」とした。
同校モバイル・アプリケーション科の2年生・中村拓登さんは取材に対して、「ここには僕が学びたい科がある。最新のモバイル・アプリケーション技術を身に付けることができたし、多くの知識も学べた。今年の夏休み、実習で実践経験を積み、キャリアの青写真を描くことができた。卒業後も、実習に行っている会社で働きたい」と語った。
森園さんは、「就職率が高いことも、職業教育機構の特徴。時代は絶えず変化するが、当校の情報処理科は、就職率100%の記録をずっと保っている。もちろん、職業教育機構も時代の発展に合わせて、変化しながら前に進まなければならない。例えば、スマートフォン(多機能携帯)が普及したことに合わせてモバイル・アプリケーション科が2年前に設置された」と紹介した。
森園さんが語るように、知識情報時代となるにつれ、科学技術の発展と産業構造の調整が行われ、人員に求められる知識の水準や技能も高くなっている。科学技術立国の新時代の要求に応えるため、政府や職業教育機構も、調整や変革を絶えず行い、実用教育を強化し、教育の質やイノベーション意識を向上させ、職業教育を受けた卒業生が、科学技術立国の先頭に立てるようにしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年9月25日