雲南景谷地震　9日時点での被災地最新状況 (2)

〇交通部：景谷県内の道路通行はほぼ通常通りに復旧

交通部（省）道路網センターによると、9日午前8時の時点で、景谷地震被災地に通じる国道、省道、農村道路の通行は、ほぼ通常通りに復旧した。省交通運輸庁は、道路復旧のために200万元（約3500万円）の緊急資金を割り当てた。8日、被災地には、道路復旧のために、作業員約680人、法律執行・執務用車両38台、道路復旧用大型機械19台、応急車両130台が投入された。

〇衛生計画委員会：医療救援スタッフ215人が救援作業を展開

国家衛生・計画出産委員会と雲南省衛生・計画出産部門は、被災地における医療救援および防疫業務を支援するため、計215人の専門スタッフを投入した。

国家衛生計画出産委員会は今後、雲南省による重傷者に対する治療・救援作業を指導し、死者や後遺障害者の発生を可能な限り減らすよう努める。また、伝染病のモニタリング、食料・飲料水の衛生管理、害虫やネズミの駆除、環境衛生の整備など各種措置を遂行し、今回の地震災害による伝染病の発生・拡大や突発的な公衆衛生事件の発生を極力予防する。（編集KM）

「人民網日本語版」2014年10月10日