2014年10月30日  
 

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自由貿易区第2弾 天津・広東・福建が濃厚 (2)

人民網日本語版 2014年10月30日08:18

商務部(商務省)の沈丹陽報道官は9月16日に行われた定例記者会見で、上海貿易区の経験の総括・普及拡大のタイムテーブルとルートマップについて、同部が上海自由貿易区の複製可能で普及拡大可能な経験の総括評価および普及拡大の取り組みを進めていることを明らかにした。今後、上海自由貿易区で関連の体制・メカニズムが形成された後、党中央と国務院の統一的な計画を踏まえて、自由貿易区建設の取り組みの次の段階を検討するという。

だが商務部弁公庁の王雪坤副主任は9月23日の「政府の簡素化と権限の見直しによる行政審査認可制度の改革深化」をテーマとした記者会見で、「上海自由貿易区は国務院が全国人民代表大会常務委員会の決定に基づいて上海市に権限を授与して制定されたものであり、テストという特別な役割をもっている。他の地方はまだ必要な法的プロセスを履行しておらず、上海自由貿易区の経験をみだりに複製したり模倣したりしてはならない」と述べた。

▽用語解説:自由貿易区

自由貿易区は対外貿易区、免税貿易区などとも呼ばれる。関税地域の外側に設定され、輸出入商品の全部または大部分が関税を免除され、港湾内または自由貿易区内では商品の保管、展示、加工、製造などの業務を自由に行うことが認められ、地域経済と対外貿易の発展を促進することが目指される場所だ。一般的には港湾エリア、または港湾付近のエリアに建設され、実質的に自由貿易港政策が採用された関税が適用されない場所となっている。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年10月30日


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