2014年10月30日  
 

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自由貿易区第2弾 天津・広東・福建が濃厚

人民網日本語版 2014年10月30日08:18

中国(上海)自由貿易試験区が発足したのに続き、自由貿易区の第2弾が近く認可される見通しだ。習近平総書記は27日、中央改革全面深化指導グループの第6回会議で、上海自由貿易区が獲得した複製可能・普及可能な経験で、別の地域で普及拡大することが可能なものは早急に普及拡大に努め、全国規模で普及拡大することが可能なものは早急に全国に普及拡大させる必要があると強調した。「新京報」が伝えた。

昨年に「先駆者」となった上海に自由貿易区が誕生して以来、重慶市、広東省、天津市、福建省などが相次ぎ自由貿易区設立を申請した。メディアが27日に伝えたところによれば、時間をかけてじっくり準備を進めてきた天津自由貿易区のプランが近く登場し、北部地域初の自由貿易区になる可能性があるという。このニュースに触発されて、天津自由貿易区関連銘柄が軒並み高騰し、天津海運はストップ高、天津港と海泰発展は値上がり幅が7%を超えた。

▽天津は北方地域初の自由貿易区になる?

権威筋の話によると、自由貿易区第2弾の認可リストが近く発表される見通しで、天津のほか、福建省と広東省も名前が上がる可能性が高いという。

天津自由貿易区のプランは上海自由貿易区の複製可能な部分を維持するだけでなく、融資・リース業務の機能の発揮にも重点を置き、内部への波及効果を高めようとしている。天津自由貿易区は投資ネガティブリストの内容をより少なくし、開放レベルをより高め、自由貿易港としての機能を際だたせようとしている。

国家発展改革委員会対外経済研究所国際協力室の張建平室長は取材に答える中で、「天津は北方第一の自由貿易試験区になり、民間経済の発展牽引で極めて大きな役割を発揮すると同時に、国際物流の中継業務を展開して、中国北方の国際水上輸送センターの輝きを取り戻すようになる可能性がある」と話す。

▽自由貿易区は「勝手な複製や模倣はダメ」

今年9月、国務院の李克強総理は天津市で行われた世界経済フォーラム夏季ダボス会議で、上海自由貿易区の経験を総括し普及拡大させる必要があるとの見方をうち出した。


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