必見の価値あり！2014年の名作映画 (3)

3「Mommy(マミー)」

作品紹介：ADHD（多動症）で暴力的な息子スティーブと未亡人の母親ディアンヌの間の、親子ゆえに逃れることのできない苦しい人間関係が、新しく隣人となったカーラの手助けもあり、だんだんと好転していく。だが、また新しい問題が生じ、借金を返済できなくなった母親は、再び息子を病院に入院させ、治療を受けさせなければならなくなった。

コメント：グザヴィエ・ドラン監督は、正方形の画面を採用したことで、観客の注意は、おのずと役者の演技に向かわざるを得なくなっている。これが同作品の大きな特徴となっている。