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ますます人気高まる「二重学位」プログラム (2)

人民網日本語版 2014年12月09日17:19

〇難点「2つの専攻学科のバランス」「本来の専攻学科の学習時間確保」

各大型大学の二重学位取得競争はかなり熾烈で、各専攻学科の人数を制限し、試験実施などの選抜制度を設け、希望する学生を選抜している大学もある。また、2つの専攻学科を履修することは、大学2年生や3年生にとって、かなりプレッシャーが大きい。というのも、本来の専攻学科の核心カリキュラムは、2年生以降の授業に設定されており、課題の分量は増え続ける一方で、二重学位の取得には、かなりの負担が強いられることによる。二重学位を取得する学生の多くは、平日の夜や週末も勉強している。

〇提案「学生は実力に応じて選択すべき 本来の専攻を履修し終えた後でも遅くない」

南昌大学経済管理学院教務弁公室の肖継紅主任は、学生に次の通りアドバイスしている。

二重学位の取得で学んだ知識は、学生にとって必ず役に立つ。二重学位を取得した多くの学生は、自分の専攻以外の学科で大学院を受験している。入試の得点が、本来の専攻学科より高い得点だったケースもある。だが、二重学位取得を目指す学生の全員が、二重学位の取得に適した能力を持っているとは限らない。

能力の高い学生に関して言えば、興味があり、得意科目も幅広く、本人に学習意欲もあれば、二重学位の取得を検討すべきだ。卒業後の就業チャンスは大いに拡大する。だが一方で、学習に対する倦怠感が生じやすくなる恐れもある。本校の学生は、同一大学で二重学位を取得するため、いくつかの履修科目が重複する可能性がある。これらの重複科目は、2回履修する必要はない。このため、学生は、比較的短期間で、2つの学位を取得できる。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年12月9日


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