野中教授ほどの年齢の日本人にとって、戦争は決して遠い存在ではない。なぜなら、親の世代が戦争経験者であるからだ。しかし、現実はというと、中国への侵略戦争に参加したことのない日本人は、親達が中国で一体何をしたのか、ほとんど知らない。
ひいては、日本の対中国侵略戦争は、「日中戦争」と呼ばれており、両国の間で起きた紛争と誤解されている。
野中教授は、「調べたことのある人なら、日本が中国を侵略したのであって、中国は日本に兵士1人さえ派遣していないこと、そして、日本に対して戦争を起こしたことはないことを知っている。これは100%侵略戦争であって、『日中戦争』と呼ぶのは間違い」との見方を示す。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年12月12日
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