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向きを変える恐竜の足跡を発見 山東省諸城市

人民網日本語版 2015年08月17日13:53

2列の直径約30センチの恐竜の足跡の化石は、白亜紀の岸壁に180度のアーチを形成した。この奇妙なアーチ上には、恐竜の28個の足跡がある。山東省諸城市賈悦鎮棠棣戈荘で発見されたこの恐竜の足跡の化石は、180度の半円を描き、恐竜が向きを変える全過程を留めている。これは世界初の例で、恐竜の専門家から「恐竜のカーブ状の足跡」と呼ばれている。光明日報が伝えた。

恐竜の足跡の研究で有名な専門家、米コロラド大学デンバー校教授のMartin G.Lockley氏は、「足跡を見ると、この恐竜はそこで方向転換をしたことが分かる。近くのもう一つの足跡からも同じような行為が確認できる。これは恐竜の群れが、水や飛び越えられない障害物など、地理的な障害物に直面したことを意味する可能性がある。またこの発見は、同地区が恐竜の時代に名実相伴うジュラシックパークだったことを意味する。湿度の高い気象、十分な水、繁茂する植物により、かつて多くの恐竜の群れが棲息していた」と説明した。

諸城市は世界でも稀な恐竜の骨格、卵、足跡の化石が見つかった地域だ。世界最大規模の恐竜の化石群、足跡群が相次いで見つかっており、ユネスコの専門家から「諸城恐竜化石群は世界でも稀な地質的景観」と認定された。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年8月17日

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