〇まだ入学手続きを済ませていない朴さん
朴さん自身も、「自分は留学生になりたくない」と主張している。一般学生として大学に入学を希望する理由として、彼は、以下の通り話した。 大学入試に費やした苦労を無駄にしたくない。どの学生も、大学合格を目指して懸命に努力する。一方、留学生として大学に入学することは、僕にとっては、入試という難関に挑戦しなかったことと同じことだ。僕は、他の中国人学生と同じように入試という難関をクリアした。だから、中国人学生と同じ待遇を享受するのは当然のことだ。
〇朴さんは一般学生?それともやはり留学生?
留学生が大学入試に合格した初のケース
四川大学入学事務局の担当教員は、朴さんのケースについて、次の通り説明した。 正式な大学入試によって合格した留学生は、朴さんが初めてのケースだ。理屈の上では、我々は彼を一般学生として扱うべきだ。だが、彼の国籍は韓国だ。このような事例も、本学には前例がない。国籍という点から見ると、彼は留学生に属する。だが、外国人留学生は、国内の大学入試ではなく、海外の留学生向け試験を受験すべきである。今は、このような状況が交錯している状態だ。