24節季の秋分、健康の秘訣5原則 (2)

▷早寝早起きを心掛け、「辛く酸っぱいもの」を多く摂る

秋は特に早寝早起きの習慣をつけること。特に女性には注意が必要だ。夜が深まると寒さが増し、寒さは身体に応えやすく、足腰に隠れた病気を発症し、咳などの疾患を招く。

食事面においては乾燥予防に留意し、ゴマ、クルミ、米など湿り気のある食べ物を多く食べること。辛みや酸味、甘みがあるものを多く摂取する。甘い果物や野菜、特に大根、ニンジンは肺機能を低下させる働きがある。

適度な冷水での鍛錬は風邪の予防、鼻水、気管支炎などの予防に一定の効果がある。よって、普段は冷水で洗顔したり、足を洗ったり、鼻を洗ったりし、健康な人は水風呂などもいいかも知れない。

▷冷水洗顔は風邪の予防に効果的

秋は朝晩の気温差が大きいので、天気の変化と個人的な体質に応じて衣服を調節し風邪を予防する。しかし早くから「厚着」する必要はなく、耐寒しながら身体を鍛えること。これがよく言われる「秋凍」（秋には 薄着）である。