中国の対外請負プロジェクトは交通輸送、電力プロジェクト、通信プロジェクトの3大分野で飛躍的な進展を遂げ、新規契約額は累計921億ドルに達し、新規契約額全体の6割近くを占めた。このうち1億ドルを超える大型プロジェクトは342件あり、同40件増加した。
同責任者の分析によると、今年1~11月に中国の対外投資協力が全体として好転したことの原因として、次の3つの要因が考えられるという。
(1)「1ベルト、1ロード」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)戦略の牽引作用が目立った。「1ベルト、1ロード」戦略が持続的に推進されるのにともない、ますます多くの国が中国との投資協力を強化したいと考えるようになった。1~11月には、中国企業が「1ベルト、1ロード」沿線49カ国に直接投資を行い、投資額は140億1千万ドルに上り、同35.3%増加した。
(2)国際生産能力協力が加速的に推進された。1~11月には、中国の国際生産能力協力が力強い伸びを示し、大型プラント設備の輸出額が同10%増加した。製造業の対外直接投資は118億ドルで、同95.4%増加し、同期の対外直接投資全体の11.33%を占めた。
(3)企業がモデル転換とバージョンアップを積極的に行い、ビジネス環境が持続的に改善された。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年12月17日
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