内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)は世界で近年発展し始めた内視鏡治療の新技術であり、消化器系の早期がん、前がん病変の治療に用いられる内視鏡技術で、食道・胃・腸などに多く用いられる。空軍総病院は、消化器科・内科の1000人以上の小腸内視鏡治療の臨床実践に基づき、同技術を改良し、小腸疾患の診断と治療に用いた。ESDにより小腸の巨大な脂肪腫を切除し、小腸内視鏡治療技術の画期的な進展を実現した。人民日報海外版が伝えた。
空軍総病院消化内科主任の寧守斌氏によると、同病院は中国で初めてダブルバルーン小腸内視鏡技術を採用した。同病院の小腸内視鏡診断・治療技術は臨床治療で広がりを見せ、国内初の「小腸巨大ポリープ切除術」「小腸金属フレーム植え込み術」などの新技術を生んだ。国内外の重要な学術誌に30数編の関連論文を掲載し、中国の小腸疾患診断・治療水準の向上に重要な貢献を成し遂げた。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年1月8日