商務部(商務省)の沈丹陽報道官は26日「中国の貿易依存度は近年50%前後を保っており、まだ合理的範囲にある」と表明した。京華時報が伝えた。
中国は貿易の伸びが余りにも急速で、貿易依存度が高すぎ、発展のリスクの問題を抱えていると問題視する外部の声に対して、沈報道官は「国家統計局の統計によると、昨年の貿易依存度は約45%(GDPは56兆8800億元、輸出入額は25兆8000億元)だった」と指摘した。だが中国の貿易依存度は一時60%に達して、一部に懸念を引き起こした。
「貿易依存度イコール経済開放度ではなく、その国の経済の貿易への依存度でもなく、ましてや経済のリスク度でもない。経済成長に割合成功した国を見てみると、貿易依存度が一般的に高いことに気づく。例えばシンガポール、韓国、中国の香港、さらに中国の台湾地区は経済のテイクオフ段階で貿易依存度が100%、それ以上の場合もあった」と沈報道官は指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2014年2月28日