国慶節(建国記念日、10月1日)からの大型連休を控えた15日、中国の祝祭日関連の業務を担当する、全国假日旅遊部際協調会議弁公室(假日弁)が、創設以来14年間の活動にピリオドを打ち、正式に解散した。今後、假日弁が担当してきた業務はすべて、新しく設置される「国務院旅遊(観光)工作部際合同会議制度」に組み入れられる。中国政府網は15日、国務院がこの「国務院旅遊工作部際合同会議制度」の設立を認可したと発表した。羊城晩報が伝えた。
〇合同会議の格・規模をさらに引き上げ
新設される「国務院旅遊工作部際合同会議」の主要任務は5項目あり、▽全国の観光事業に対して、マクロ的な視野に立った指導を行う ▽観光業の改革・発展を促進するための方針や政策を制定、発表する ▽観光業の改革・発展における重大問題の調整・解決にあたる――などが含まれる。
これまでの全国假日旅遊部際協調会議と比べ、新機関では、機関名称の中の「協調」が「合同」に改められたほか、会議主宰者や参加部門の各・規模がいずれも高められた。