協同発展を目指す北京、天津、河北省の道路、交通機関の整備が進むにつれ、北京を中心とする「1時間生活圏」が次第に形成されている。そして、住みやすい港湾都市である河北省秦皇島市も、「1時間生活圏」に仲間入りするようになっている。そのような発展を背景に、北京に上京していた同市出身の若者は、前途明るい故郷に戻り、仕事や起業の機会を見つけようと注目し、一方の秦皇島も、帰ってくる若者を温かく迎える都市になっている。やむなく上京していた若者達は、「渡り鳥」のように、2都市を行き来する生活にピリオドをうち、自分の居場所を取り戻している。北京青年報が報じた。