主力商品はフキとゼンマイ
輸出ルートや日本における販売ルートも確保し、売上も安定しているものの、郭さんは現状に満足せず、12年には、日本で会社を立ち上げ、商標登録も行った。
フキは山で育ち、粗繊維やミネラルなど栄養素も豊富。胃腸の機能を整え、解毒作用もあるため、日本では人気がある。「日本人はフキが大好き」と李さん。また、ゼンマイも、タンパク質や各種ビタミン、カリウム、カルシウム、リンなどの栄養素が豊富で、コリコリしていて繊維が少なく、さっぱりしているため、日本では非常に人気の山菜という。
「日本では現在、ゼンマイは1トン当たり4000ドル(約48万円)、フキは1トン当たり3000ドル(約36万円)で取引される。ここ数年、当社は、日本にフキとゼンマイを 1000トン以上輸出しており、年商は500万ドル以上」。