2015年12月15日  
 

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日本での「爆買い」めぐる誤解 高いものほど売れる (2)

人民網日本語版 2015年12月15日08:59

日本の家電製品は種類が非常に多く、機能も充実している。だが機能が多すぎるものもあり、どれもが中国人の生活習慣にふさわしいわけではない。日本に到着したばかりの中国人客は商店の行き届いたしつらえに心打たれてたくさん買い物してしまい、家に帰るまで役に立たないものを買ってしまったことに気付かない。記者が10数年前に初めて日本でオイルヒーターを買った時には、国に帰ると不便な点がたくさんあることに気付いた。使われている純度の高いオイルは中国のガソリンスタンドではほとんど売っておらず、専門の業者を探し出し電話で注文して取り寄せなければならなかった。おまけに中国のアパートは日本の戸建てのような通気口がなく、オイルを燃焼した時に出る嫌なにおいがアパート中にこもって大変だった。

炊飯器は小型家電で、日本で売っている国際規格対応のものは日本の電圧に対応した日本国内向け製品よりも高い。これは日本の商店が外国人客をだまそうとして高いのではない。この点について日本の有名な家電メーカー関係者に聞いたところ、「国際規格対応製品は生産量が少ないので、価格もそれに応じて高くなる」とのことだった。中日合弁企業がうち出す商品は、中国人消費者向けに改良が加えられていることが多い。

記者の友人で日本での代理購入をする人は多いが、代理購入した製品の質がどの程度か、誰もが多くを語らない。そのうちの一人・郭さんは、「日本側に頼む形の代理購入では店での購入コストが非常に高くなり、人件費、交通費、購入費用、送料、関税を払うだけでなく、中国語ラベルを張るだけで、40%近い税金を払わなければならない。日本よりも価格が安い商品は、ほとんどがニセ物だ」と話す。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年12月15日


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