中日の領土問題 日本の輸出に大打撃 (2)
日本の輸出企業は2007年より円高に苦しんでいるが、同時に日本の輸入が増加した。一部の原因は、福島原発事故により、日本が原子力エネルギーを化石燃料に切り替えたことだ。日本は海外からのエネルギー輸入に依存しなければならない。
日本の11月の輸出額は前年同月比4.1%減の4兆9000億円となったが、輸入額は0.8%増の5兆9000億円となった。船舶の輸出は46%減、生産設備・採鉱設備の輸出は29%減となった。
対中国輸出額は14.5%減の8590億円となり、2カ月連続で減少率が二桁になった。中国各地で広範囲かつ暴力的な日本関連デモが発生した後の10月、日本の対中国輸出額は12%減少した。
中国の日本への抗議ムードを引き起こしたのは、日本政府による釣魚島(日本名・尖閣諸島)の個人所有主からの買い取りだ。デモ参加者は日系スーパー(青島市のジャスコ等)で略奪し、日本車を破壊した。
中国経済の成長率の減速による影響で、生産設備・採鉱設備の対中国輸出額が75%減少した。領土問題は、日本の対中国完成車輸出額の69%減の一因と見られる(前月は84%減)。
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