中国で就労する外国人、4分の1が年俸30万ドル以上 (2)

経営者であれ、従業員であれ、外国人の53％が、「中国には、より良いキャリア発展のチャンスがある」との見通しを持っていた（世界平均は38％）。また、「中国では、より充実した社交生活を送ることができる」と答えた人は43％に達した（世界平均は28％）。

このほか、中国の教育に対する投入についても、肯定的に受け止められていた。子供を持つ外国人の約3分の2（65％）は、「中国の教育の質は、かなり高まった」と感じており（世界平均は46％）、62％の人が、「子供の入学において、何の問題も発生しなかった」と答えた（世界平均は41％）。

HSBCが取りまとめた「2014年最適派遣先ランキング」によると、第1位から第5位は順次、スイス、シンガポール、中国、ドイツ、バーレーン。英国は最下位から2番目、エジプトが最下位。中国台湾は第8位、中国香港は第10位だった。中国人の海外派遣先として特に人気が高い米国は第30位と、あまり良い結果ではなかった。

このHSBCの調査は、外国企業の現地会社のトップ層が主な調査対象となっていることから、その結果が「非常に代表性を備えている」とは言えない。（編集KM）

「人民網日本語版」2014年10月28日