日本の友好団体である「銘心会」・「日中友好希望の翼」の訪中団が8月14日、南京に到着し、7日にわたる訪問を開始した。訪問団は南京、唐山、北京などの第2次世界大戦の遺跡を訪問する予定となっている。
午後5時、松岡環を団長とした日本の「銘心会・南京」第30回友好訪中団、「日中友好希望の翼」第13回訪中団の一行24人が、抗日戦争に関する南京民間の博物館に到着した。現在、68歳の松岡さんは長期にわたり中日友好訪問に尽力してきた。30年のあいだ、松岡さんは300人を超える南京大虐殺の生存者及び250人あまりの日本兵をインタビューしており、そこで得たデータと写真はドキュメンタリーフィルムとして出版している。
これまでと異なるのは、今年の訪問団は若くて新鮮な顔ぶれがたくさん増えていることだ。現在大学で日本の歴史を専攻している御前麻里さんは「博物館に来てとても衝撃を感じています。たくさんの真実の歴史は自分が大学に進学してから、そして中国に来てから初めて知りました。真実を日本に持ち帰ってたくさんの人と交流を持ちたいです」と話した。松岡さんは「歴史の真実を多くの日本人に知らせることを、かつて大虐殺の生存者と約束をしました。今回、多くの日本の学生が中国に来て、このような歴史を理解することができたのは非常に良い傾向にあると思います」と語った。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年8月17日