「赤紙」を受け取り、博愛の理想を抱き、助けを必要とする人全てを助けたいと願う女主人公。
■実際にあった「日本人八路軍」
プロデューサーを務めた伊與田英徳氏は、「昨夏、戦争関連番組の打ち合わせの中で、『女性にも赤紙があった』との話を初めて耳にした」という。文献を調べると、従軍看護婦の召集令状が赤かったことから「女たちの赤紙」と呼ばれるようになったことが分かった。2014年9月、中国民政部(省)が発表した「抗日烈士・英雄」300人のリストには、「日本人八路軍」と呼ばれる元日本共産党員・宮川英男など外国人10人の名前も含まれていた。